ベルギー・ブリュッセル駐在時の夏のある日。前日金曜の出張から夜遅くアパートに帰宅した私は、疲れていたのかドアをちゃんと閉めずに半開きのままシャワーを浴びて寝入ってしまいました。翌朝土曜日、…
日本の各地に出張や旅行で行っても、現地の生の方言を耳にすることが少なくなりました。大阪ですら「コテコテの関西弁」が若い人を中心にあまり話されず、ところどころ標準語化している気がします。…
先月ブラジルの牛肉について書きましたが、かの地の魚介類を忘れていけません。そのなかで特産と言える魚のひとつがピラルクー(Pirarucu)いう淡水魚。アマゾン川などに生息する巨大魚で、…
ブラジルネタの続きです。ブラジル料理の花は何と言っても牛肉。現地で飼育されている肉牛の殆どは「ネローレ(Nelore)」と言う、体格がやや小ぶりで背中のコブが大きい種類で、…
サンパウロでの日本企業駐在員は現地では金持階級とみなされます。そうすると家族を連れての赴任であっても家事の一部なり大部分を「お手伝いさん」(faxineira―ファシネイラと言います)に任せる…
欧州、とりわけドイツの犬たちは徹底的に躾けられた上で、より人々の日常生活の近くにいます。多くの飲食店では犬の同伴が認められており、テーブルの下でおとなしく伏せをしています。…
欧州の若者は、日本の高校に相当する学校(学制は微妙に異なります)を卒業し、進学なり就職すると、基本的に親元を離れます。…
前回取り上げたスト同様、街中でのデモ行進も現在日本では滅多に見られなくなりました。が、欧州や米国では稀ではありません。…
欧州駐在時にたびたび悩まされたこと。それはスト。鉄道やバス、航空会社、また空港のグランドスタッフも独自にストも行います。…
海外で生活すると、最初に感じることの一つは「水の味が違う」こと。私が駐在していた大陸西ヨーロッパは硬水が多い地域で、…
旅行や出張で、パリやロンドンなど欧州の主要都市を訪れるとき、おそらく必ず周りから言われるであろう注意は「スリに気を付けろよ」でしょう。鉄道の中や駅ではもちろん、レストランでも小売店でも…
グローバルに活躍するビジネスマンに必要な英語力はどのくらいでしょうか。従来の肌感覚で言うとTOEIC700点もあれば十分、という気がします。あとは実践を積み重ねて聞き取り力や表現力を磨くしかありません。…
海外(欧州を例に挙げます)と日本の違いを最も感じる一つの例は、モノやサービスの提供者(つまり売り手)とそれを購入する「買い手」との関係かもしれません。…
長旅を経てブリュッセルに到着。夕食はぜひ地元の伝統的な料理を食べたいな。お、街の中心にあるRue des Bouchersっておしゃれなレストランだらけだな、行って見よう!…
昨年に続き、このシリーズをしつこく続けます。彼らはバカンス先で何をしている? あくせくと名所旧跡を速足で巡るより、一か所にとどまり、…
食事となればお酒の話と切って切れません。欧州でも、北米でも南米でも、夕刻レストランに車で行ってもみなさん必ずほぼ全員ワインなどお酒を飲み、帰路は飲酒運転になります。…
前回のコラムでマナーについて書いた際、食事のことも簡単に触れましたが、今回は欧米での食事に対しての基本的な考え方の違いについて述べます。…
日本人は礼儀正しい民族だと、自らやや自慢げ(?)に称しています。たしかにそうかもしれませんが、現地(欧米+南米)に住むとその礼儀正しさの…
W杯サッカーでも、WBCでも、日本代表選手が去った後のロッカールームがきれいに掃除されていたことや、…
拙いながらも、欧米人とのビジネス交渉の経験を多く重ねてきました。そのなかで私なりに学んだことを簡単に記します。…