ブラジルネタの続きです。ブラジル料理の花は何と言っても牛肉。現地で飼育されている肉牛の殆どは「ネローレ(Nelore)」と言う、体格がやや小ぶりで背中のコブが大きい種類で、アメリカや豪州のアンガスやヘレフォードとは外観がやや異なります。ブラジル全土で飼育されている牛の数は約1億5千頭、、ほぼ国の人口数に匹敵する世界有数の牛肉大国です。
私はブラジルに赴任するいや否やこのブラジリアンビーフに夢中になってしまいました。肉質はアメリカンビーフと比べるとやや堅いですが血の風味が若干残る「肉らしい」味で、かすかに草の匂いもする気がして実に美味い!特にハマったのは「イチボ」に相当するピッカーニャ(Picanha)と、背中のコブのクッピン(Cupin)。シュラスコレストランでわんこそばにみたいに思いっきり食べたいところですが、希少部位なので値段はお高いです。
世界最高峰の牛肉は、と問われたらA5の和牛を凌ぎ「ブラジル牛!」と断言できます。
シュラスコ店にて。こういう風に出されると本当に食欲が止まりません。
欧州チーム Y.T.