多くの百貨店がアジアから撤退するなか、タイだと横浜のローカルスーパーマーケットであるフジスーパーで、バンコク市内で4店舗展開し好調を維持している。この店は、お米、鮮魚、くだもの、日本酒などが日本の店とまったく同じ様な品揃えと売り方を目玉にしている。
30年前に進出した時は、タイ駐在の日本人向けであったが、現在のお客の半分は日本の食品大好きのタイ人のお客である。
アジア各国が成長し、豊かになるに連れて現地のニーズは次第に日本企業、日本人にしか出来ない商品やサービスを求め出して来た。このフィルターにかかるものだけが生き残る。これからは日本企業の視点だけでなく、この現地の顧客の視点から見なければならない。
アジアチーム T. M.