20年程前、インドネシア駐在の際に、古い年功序列の人事制度を改定しました。
副社長という立場で、現地法人の組合とポジション給とベネフィットを公平に与えるべく交渉に臨んだのですが、組合とは交渉案を最終合意すると了解を得ていたものの、最終的に組合員の過半数の投票が必要という条項で、最後にどんでん返しを喰らい、交渉失敗に終わりました。
当然、新しい制度が成立したかと思いきや、大失態を犯してしまいました。
日本人では、このような事はあり得ないという先入観がそうさせてしまった訳です。
特に年配の事務職に昔から与えられていた運転手付き自動車を取り上げという条項が一番のネックでした。
その後、時間は掛かりましたが、何とかお金で解決すべく交渉を重ねて難局を乗り越えました。
このような経験に基づく、我々の活きたノウハウをご活用下さい。
北米チーム K. K.