何の縁か2010年5月リーマンショックの真っ只中に米国・カナダをカバーする販売会社の経営を任される事になった。
着任するなり同販社の強味弱みを1から勉強・分析し取り敢えずV字回復のシナリオを描いたものの将来の事は誰にも読める状況に無かった。
その時米国流に630名の社員を半減させる事になったが、今思えば全く無責任な言葉「君の能力を失うのは辛い、景気が戻れば必ず声を掛ける。」を離れる社員に繰り返した。
2年後景気回復の波が来た時それらの離れた社員に声を掛けると復帰するだけでなく以前の倍の仕事をする様になり期せずして会社のV字回復の原動力になった経験は今も忘れない。
北米チーム J. N.